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boxadm-mcp

Box の管理(admin)視点で組織外への情報フローを可視化する MCP サーバーです。Box の enterprise event ログ(admin_logs)を読み取り、 「外部とのファイルやり取りが多い人」「外部からアクセスの多いファイル」を 炙り出します — 情報漏洩の予兆に気づくための早期警戒であり、汎用のファイル ブラウザではありません。

read-only: 共有解除・削除などの変更操作は一切行わず、リスクを見せる だけです。汎用の Box ファイル操作 MCP(公式 Box MCP・claude.ai の Box コネクタ)とは別物で、あちらはユーザー自身のファイルを扱い enterprise events は見られません — それこそがこのサーバーの存在意義です。

管理コンソールの視点にちなんで boxadm(= Box admin)と命名しました。 gwsadm-mcp の姉妹サーバーです。

領域別ツール

領域 ツール 説明
health_check version + auth_mode + Box 認証 + admin_logs スコープ疎通 + 設定済み内部ドメイン allowlist
診断 recent_admin_events 直近の enterprise events を生で返す(イベント種別・フィールド確認用)
アクセス(events・全社横断) external_access_events 窓内の外部 DOWNLOAD/PREVIEW を集計。accessor 単位の DLP 追跡にも対応
露出(列挙) external_collaborators 外部 collaborator を列挙
露出(列挙) public_shared_links 誰でもリンクの共有 item を列挙
露出(列挙) top_external_sharers 内部 owner を外部露出で順位付け
フォルダ1つの一覧(ls list_folder_items 1フォルダ内の各アイテムの名前・アップロード日時・サイズ・アップロード者・直リンク
アカウント状態(単体照会) get_user login 完全一致で1アカウントを照会:status・role・enterprise・容量・日時
統合 daily_brief アクセス(events)× 露出(列挙)の朝サマリ

書き込みを行うツールはありません。 ここにあるツールはすべて Box の admin_logs とディレクトリ API を読み取るだけなので、書き込み権限で ゲートすべき対象自体が存在しません。

設計方針

2つの認証モード、1つの読み取り範囲。 BOX_AUTH_MODEccg (Client Credentials Grant、サーバー間、既定)と oauth(ブラウザでの 一度きりのユーザー認可)を選べます。admin_logs はどちらのモードでも 読めます。条件は「認可/委任されたユーザーが管理者」+「アプリに Manage enterprise properties スコープ」があることです。

取得を打ち切ったときは、打ち切ったことを明示します。 BOX_SCAN_DEADLINE が列挙スキャンの実行時間を、BOX_SCAN_CONCURRENCY がフォルダ単位の並列数を 制限します。スキャンが途中で打ち切られた場合、応答は capped: true を セットし、たまたま取得できた分をそのまま完全な結果として返すことは ありません。完全に見える部分的な結果は、遅い結果よりも悪いものです。

完全一致の照会は完全一致のままにします。 get_user は login を完全一致・ 大文字小文字無視で照合します。裏で使う Box の filter_term は前方一致検索 なので、それ以上の一致は識別情報を返さず件数のみの other_prefix_hits に 数え、他人のアカウントを一致として提示しません。

次に読むもの

  • セットアップ — 認証設定・環境変数・MCP クライアントへの登録
  • リファレンス — 全ツール・射程と上限・DLP 追跡・get_user の照合ルール